お題

2005年6月10日 お題
『ネット自殺』 別名 : ネット心中

ネット自殺とはインターネット上で知り合った自殺願望のある人たちが、実際に会って共に自殺すること。

お題がものすごく重いです。しかも、論点が広すぎ。だから、思うことだけ書きます。きっとまとまらないんだな…

実際少し掲示板を見てきました。ものすごい多くの志願者がいました。しかも、楽な死に方、一緒に死んでくれる人を募集する記事で溢れてました。自分自身は耳で聞いていただけなので、どういうものかは知らなかったけれど、実際に見て唖然とさせられました。

正直、自殺というのは昔からあって、議論もたくさんされてる分野ではあると思うのですが、ここにきてインターネットという便利なツールによって、複雑化してきています。

というのは、歯止めが利かなくなるわけです。掲示板を立ち上げればすぐに出来てしまう。しかも、自殺を考えてる人にとって、誰かわからないけど同じ気持ちを持つ人が集まって、しかも匿名だから何でも言えてしまう場があるわけです。誰かわからないけど自分と同じ気持ちをもってるというのは、おそらく安心感が生まれるんでしょう。また、増加もする可能性は大いにある。こういった現状では、草の根活動を地道にしていかなければどうしようもないように思えます。

ここで、自分で自分ならどうかと考えてみました。やっぱり、生きてる中で自分もそういう気持ちはないことはないです。でもどうしてネット自殺なりを考えなかったのか考えたら、やっぱり人との付き合いがあるからだと思います。その中でも、親友と呼べる人がいるからではないかと思います。

そこから、最近もよく言われるように、コミュニケーション下手または不足というものが最も大きい要因じゃないかと思うわけです。確かに建前と本音って大事ですけど、それにしてもお互いに面と向かって素直に自分の気持ちを伝えることの出来る状況って、やはり希薄になってる雰囲気はあるし、インターネットでさらに輪をかけてるように思います。

口で言うのは簡単なんですけど、実際難しいから現状としてネット自殺もあると思う。でも、だからこそ実際に意識的して(実際は意識的なものではないと思うのだけれど)人と人との最も基本であるコミュニケーションというのをしていくべきだと思います。

確かに、淋しいとか凹んだりとか、いろいろ不安要素ってあるけれども、どれにも共通して自分以外の誰かを欲してるわけだし、インターネットじゃなく身近な人と話して見るのが一番の解決策だと思います。

やっぱりまとまらなかった…。
しかし、このお題は捉えどころって難しいし、軽視できない重い問題だなとあらためて実感させられました。

 

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